一級建築士・統括部長・無添加住宅 上級プランナー
吹附 一徳 Fukitsuke Kazunori
資格 一級建築士
無添加住宅上級プランナー

家づくりへの想い

建築との出会い

小さいころから物作りや絵を描く事が好きで、他の勉強は苦手でしたが図工の成績はいつもクラスでトップの成績でした。
その頃「将来の夢」の作文を書く授業があり、先生に「何も思いつかないけれど絵を描く仕事ってあるの?」と尋ねると「建物の設計士さんも絵描きさんって呼ばれているよ。」と。言った事がとても心に残り、建築への思いが強くなっていたのを覚えています。

それから建築の学校を卒業し北原工務店で仕事をすることになりました。
大好きな物作りである大工をしながら、27歳の時に一級建築士の資格を取得し32歳の時には自ら設計をして墨付けをし、仕上の塗り壁もすべて自ら行った自宅を造る事が出来ました。この時は残念ながら無添加住宅とは出会ってません…

シックハウス症候群との出会い

その当時は、ローコスト住宅を建築雑誌でも多く取り上げられていて北原工務店のお客様からもコスト重視や工期の短縮が求められ、接着剤を使ったベニヤやビニールクロス・化学物質を大量に含んだ新建材を多く使った住宅を造っていました。お客さんの為ならばと今思えば勘違いをしていました。
そのころ、現場で造作をしていても目がチカチカ痛み材料を加工すると途端に鼻水や咳が止まらなくなりクローゼットなど狭い部屋の仕事は特にめまいがするほど気分が悪くなり、工事現場では真冬でも常に空気を入れ替えて常にマスクを着用して仕事をしておりました。その時は、気づいていませんでしたがシックハウスを発症してしまいました。

無添加住宅との出会い

家を造るたびに体調を崩しこのまま建築を続けるべきかと、悩んでいる中で日本最大級の建材のイベントへ行くことになります。
その中に「桧・杉には毒性がある!」そんな言葉を目にしました、こんなことを掲げたら「桧や杉材を使った家づくりをしている建築会社の営業妨害だ!」と食いついたのを覚えてます。それが無添加住宅との出会いでした。
そして、木にも種類がありその成分によってアレルギーやシックハウス症候群を発症することがあると話を聞き、実際に健康被害にあっている自分と結びついた事もあって初めて聞く話すべてが心に響きました。
自分がやりたかった本当の家づくりであり、お客様の為の家づくりだと、今までの考え方が変わった瞬間でした。

秋田会長との出会い

木・石・漆喰など自然の材料を使った家づくりはそれだけでも無添加住宅の魅力ですがなによりデザインがかっこいい!
自分もこんなデザインの建物を設計してみたいと建築士としての夢がふくらんできました。間もなく創設者である秋田会長の研修に参加し、1年ほどかかりましたが多くの事を学び上級プランナーの資格を頂くことができました。
大工としてもハウスメーカーや設計事務所などたくさんの家を建て、建築士として設計したり様々な考えを経験した中で「これしかない!」と自信をもってお客様へお勧めします。

北原 俊彦
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宮下 宏