家を建てる際に室内の一部もしくは壁の一部にタイルを取り入れたいと考えている方もいるのではないでしょうか。タイルは素材や用途などによって実にさまざまな種類があります

内装タイル

建物の内部に貼るタイルのことで、トイレやキッチン、洗面所など水回りに使われることが多いです。内装タイルは25mm角の小さなものから、450mm角の大判なものまであるので、家の雰囲気や使う場所によって大きさを変えてみるのも良いとおもいます。タイルが小さいとかわいらしい印象がありますが、大判になり目地が少なくなると、高級感を演出できます。

床タイル

床タイルにも建物の中で使用するものと建物の外で使用するものがあります。床タイルの場合、繰り返し人が歩いても良いように、衝撃や摩擦に強く、汚れにくいことが大切です。そのため、外装用と同じく磁器質タイルやせっ器質タイルがよく使われます。床タイルは100mm角が一般的ですが、200mm角や300mm角の大型のものもあります。

モザイクタイル

モザイクタイルは、一般的には表面積が50㎠以下のものを指します。つまり、一辺の長さが10㎝以下なので、かなり小さなタイルです。

テラコッタタイル

テラコッタタイルは土を成型し、乾燥させて焼いたタイルです。素朴な風合いが特徴的です

木目タイル

天然木を忠実に再現したタイルです。

タイルのメリット・デメリットについて

タイルは初期費用こそ高いものの、丈夫で、汚れや水に強いものが多いので、その後のランニングコストがかかりにくい建材です。つまり、長い目で見るとお得な建材です。無添加住宅でもシチュエーションに応じたタイルを取り揃えています。ほかにも、近年シックハウス症候群が問題視されていますが、タイルにはその原因となるような化学物質が含まれていません。身体に優しい建材を使って家を建てたいということであれば、タイルも一つの選択肢として考えてみても良いと思います。