北原工務店のサステナビリティSUSTAINABILITY

「体に悪いもの化学物質を一切使わない」家づくり

「体に悪いもの化学物質を
 一切使わない」家づくりへの想い

近年、「無添加食品」、「無添加化粧品」、「無添加石鹸」があるのに、「無添加住宅」ってあるのでしょうか? あります! 弊社がその「無添加住宅」正規代理店です。シックハウス症候群という問題は今から数十年前に発症し、現在でもその症状で苦しんでいる方がおられます。弊社に来られるお客様もお子さんのアトピー、化学過敏症で困って来店される方が増えてきています。 一番重要な事は室内の空気が、家族の健康を守るという事です。私たちが目指すのは、家族が健康に暮らせる長持ちする家。無添加の力を活かした自然素材に癒される暮らし。北原工務店が考える、家づくりです。

  • 無添加住宅

    私たちが目指すのは、家族が健康に暮らせる長持ちする家。
    無添加の力を活かした自然素材に癒される暮らし。
    北原工務店が考える、家づくりです。

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  • 無添加の天然無垢材

    無垢材は人に優しく、夏は涼しく、冬は暖かい素材です。木の優しい香りには人の心や神経を穏やかにする効果もあります。無添加住宅はそんな素晴らしい無垢の木材だけを使用しています。木の種類によってアレルギー反応が起きてしまう「化学物質過敏症」の方にも適正な材料を選択するなどの対応をしています。

  • 内壁・外壁は漆喰

    もともと日本の住宅や建物の壁は、外壁も内壁も、土や漆喰で塗られていました。漆喰は消石灰にスサや糊(ぎんなん草)などを混ぜた自然の塗料材です。化学式で表せば、水酸化カルシウムCa(OH)2が空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して、CaCO3の石灰岩という硬いものになるものです。
    漆喰は耐火性・耐久性も高く、古くから城や土蔵にも使われてきました。手間と時間がかかるために敬遠される傾向にあった漆喰を、無添加住宅では独自の工法を開発し、外壁・内壁・天井と、ほぼ家の全体にわたって使用しています。
    外壁はあくまでも強く、内壁と天井は吸湿・放湿性に優れた特性で家の中の湿気を調整してくれます。

  • 接着剤は、米のり・にかわぎんなん草

    無添加住宅は、集成材の貼り合わせなどに使うのり(糊)全てに手作りの米のりを使用しています。
    米のりの接着力はとても強く、実験でも木工用ボンドとほぼ同じ接着力を持つことが立証されています。また、にかわという接着剤も使います。にかわは動物の骨や皮を煮て精製してできるゼラチンです。米のりは完全に固着するのに1日以上かかります。固着時間の短いにかわとの使い分けで作業効率を上げ、それぞれの性能を最大限に活かしています。そのほか、漆喰にはぎんなん草という海藻を煮詰めたのりを混ぜています。これはのりの保水効果により、漆喰に適度の粘度を与え、こて塗りの作業性を良くするためです。
    このように先人の知恵の結晶ともいえる天然素材を積極的に使うことは、その財産を後世にも伝えていくことに繋がると考えています。

  • 無垢材の塗料は、柿渋・ベンガラ

    家の中には企業が商品化した化学素材が溢れかえっています。畳の下に防虫シート、抗菌シート、そして抗菌フロアーなど。それらは防腐・防虫・防カビのためのものです。虫が嫌うもの、カビが嫌うもの、虫が死ぬ化学物質が体に良いはずがありません。それでも使い続けているのは企業の己の利益のためです。自然界には植物自体が虫、鳥、菌などから身を守るための「技」を持ったものが数多く存在します。
    その中から「無添加住宅」は塗料として“柿渋”を選びました。昔、柿渋は鳥居の防腐、投網の防腐など広く使用されていました。その独自の効果と独特の光沢に着目しました。柿渋をベースに、必要に応じてその他の天然素材を添加して使用しています。