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原発事故に思う コラムより

2016年3月11日

 

昨日の中日新聞にさだまさしさんのコラムが掲載されていました。(3月10日中日新聞より)

 

原子力発電が行われるようになった40年以上前、さだまさしさんがロケット開発の父、糸川英夫先生に

原子力発電とはどういうものなのか伺った記事です。(最近では惑星イトカワに地表の砂サンプルを採取する為、はやぶさが数年かけ地球に戻ってきた

事が有名です。)

糸川先生は核廃棄物が放出する放射能は半減期までに数十万年かかる。その処理方法を持たない以上、原子力発電は不完全技術だといわれました。

大地震や大津波は抗いようのない自然災害だが、原発事故は防ぐことが可能な人災です・

お二人共、最後に「人が制御できないもの」を人が動かすべきでないと言っています。

 

何故、著名人他多くの人々が声を出しているのに国は逆行する行動とるのでしょうか?

今の自分達が便利に裕福に暮らせればいいのでしょうか?

核廃棄物処分、放射能汚染、すべて将来の子供達に責任転換すれば、それが一番良い方法だと思っているのでしょうか?

そんな事を強く感じる3月11日です。

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北原俊彦
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