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窯業系サイディングの末!

2017年7月14日

先日よりあるお宅のウッドデッキ改修工事に入っています。
数十年、塗装はしてきたものの、外壁面(窯業系サイディング)の納め方、等々問題のある施行方法でした。

解体結果、サイディング内部には水が廻っていたようで、窯業系サイディングはボロボロ状態!(窯業系サイディングとは表面だけは撥水加工されていますが、小口、裏面は生地のまま
そこに水が付かないようにコーキングで処理されています)
コーキングが切れてしまった場合!
また、壁内結露で裏面が濡れてしまった場合!

写真のようになってしまいます。

現在の住宅メーカーさんはほとんどがこのコーキングにより防水されています。
太陽がいつもあたる面、庇の出幅が短く、常に雨がかかる面、コーキング処理されている状況は外壁面において全て異なってきます!
そのように考えると、建てるお客様から考えると、とても恐ろしいことだと思えてきます。

結果、サイディングも腐食してしまい、下地の構造用合板(耐力面材として使用していたかと思われます)は特に腐敗してシロアリも発生している状態でした。)

現在、築15年前後のお宅ではこのような壁内部になっている事が想像できます。

皆さん要チェックして見て下さい。また、どうしていいのかお困りの方、いつでもご連絡下さい。

ご相談にのります!

北原俊彦
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